家畜防疫・衛生指導対策(地域農場HACCP認証支援事業)
家畜の衛生管理及び畜産物の安全性の向上、さらには国際的な競争力の強化等を目指し農場HACCP認証取得に取り組む畜産農家への技術指導の支援と、取組の広域定な普及を図ります。
■地域農場HACCP認証支援事業(令和4年度)
本県における農場HACCP認証取組状況
肉用牛4、採卵鶏2、肉用鶏1
地域養豚生産衛生向上対策支援事業
生産性を阻害する疾病である、豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の発生低減・排除に地域全体で取り組む自衛防疫組織に対して、必要な防疫対策経費の助成を行い疾病発生の低減を図ります。
令和元年度の事業を活用して、地域外からのPRRS株拡大を食い止めた着地検査の事例を紹介します。
令和3年度の事業の中で、豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の発生低減対策として、防疫啓発ポスターを作成し、養豚場、指導機関等関係部署へ配布しました。
家畜生産農場衛生対策事業
家畜伝染性疾病のヨーネ病、牛伝染性リンパ腫(EBL)、牛ウイルス性下痢(BVD)に対し、感染拡大防止及び清浄化を推進するための検査や吸血昆虫の駆除対策等、生産農場における組織的な取組による疾病の流行防止対策を推進し、家畜の損耗防止を図ります。
慢性疾病対策事業
地域ぐるみで牛伝染性リンパ腫の清浄化を推進するため、採血に係る経費の助成を行い、家畜の損耗防止を図ります。
牛疾病検査円滑化推進対策事業
県内で死亡した96か月齢以上の牛(特例を除く)の所有者へ運搬処理に要する経費の一部を支援し、死亡牛の適正処理とBSE検査の円滑な実施を推進します。
特定疾病等防疫事業
家畜の損耗防止、疾病の発生・流行防止を図り、自衛防疫を推進するため、市町村自衛防疫推進協議会と協力し予防接種事業を実施します。
また、自衛防疫の円滑な推進を図るため、県自衛防疫推進委員会、地区自衛防疫推進協議会等の会議を開催します。
野生獣衛生対策促進事業
野生獣の伝染病保有状況調査を実施し、関係者間の情報共有や生産者への飼養衛生管理に対する意識の向上を図り、野生獣衛生対策の推進に取り組みます。